家の顔とも言える重要な要素である外壁塗装の色選びには多くの人が悩み、失敗するケースも少なくありません。
特に、外観にこだわりを持ちつつも、色選びに不安を感じている方に向けて、この記事では外壁塗装の色選びでの失敗事例とその回避方法を解説します。
失敗しないためのポイントと注意点を押さえ、理想の外観を手に入れましょう。
□外壁塗装の色選びでの失敗事例とその原因
1.イメージとの違い
外壁塗装の色選びで最も多い失敗事例は、完成後のイメージと違ったというケースです。
同じ色でも、面積が小さいと暗く、大きいと明るく見えるという「面積効果」という現象の影響を考慮するようにしましょう。
この点を考慮せずに小さな色見本で確認すると、思っていたよりも明るくなってしまう可能性があることに注意してください。
2.色の組み合わせの失敗
特にツートン外壁などで複数の色を使用する場合、色の組み合わせで失敗するケースが多いです。
暖色系と寒色系を組み合わせることや3色以上を使用してごちゃごちゃした仕上がりになることがあります。
また、雨樋や窓枠などの付帯部分の色との調和も重要ですので、意識するようにしましょう。
3.経年変化の認識不足
外壁塗装は10年、20年と長い期間にわたって見るものです。
特に白系や黒系、原色系は汚れや色褪せが目立ちやすいです。
新築時のイメージだけでなく、将来の色褪せや汚れも考慮するようにしましょう。
4.街並みからの浮き
日本の住宅街では一般的に無難な色が好まれます。
奇抜な色を選ぶと、周囲の家と合わず浮いてしまう可能性があります。
特に、室内で色の打ち合わせをすると、実際の外光との違いによって意図しない色合いになることがあるため、注意してください。
□失敗を回避するための色選びのポイント
塗装におけるよくある失敗例については、理解できたと思いますが、その失敗を回避する方法について知りたいのではないでしょうか。
家の印象を決める大事な要素となる外壁塗装で後悔しないためにも、これから紹介する5つのポイントを参考にしてみてください。
1.大きな色板で確認
色選びの初期段階で、A4サイズなど大きな色板で確認を行いましょう。
小さい色見本では実際のイメージが掴みにくいため、大きな色板での確認が必須です。
2.ツヤ感の選択
ツヤ感も外壁の印象を大きく左右します。
ツヤを抑えたい場合は、ツヤなし塗料を選ぶようにしましょう。
3.変わらない場所との調和
窓枠や雨樋など、塗装しない場所の色も考慮に入れて選びましょう。
これらの色と調和する色を選ぶことで、全体としてまとまりのある外観になります。
4.使用色の制限
家全体で使用する色は3色までに制限しましょう。
多くの色を使いすぎると、全体がごちゃごちゃとした印象になります。
5.近隣の家の色合いの確認
近隣の家の色合いを確認し、それに合わせた色選びをすることで、周囲とも自然と調和します。
全く同じ色でなくても、同じトーンや雰囲気で仕上げることがおすすめです。
□まとめ
この記事で紹介した失敗事例とその回避方法をしっかりと押さえておけば、失敗する確率を下げられるでしょう。
理想の家を手に入れるためにも、ぜひこれらのポイントを活用してください。
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