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外壁のクラックの種類と補修方法について解説!

 2024年1月11日

住宅を所有する皆さん、自宅の外壁に細かなクラックを見つけたことはありますか。
これらのひび割れは単なる外観の問題ではなく、時には住宅の構造に影響を及ぼすことも。今回は、外壁クラックの種類、それらがどのように生じるのか、そして適切な補修方法について、詳しく解説します。
家の安全を守るために、これらの知識は非常に重要です。

□外壁クラックの種類とその原因

外壁のクラックの種類や原因は以下のようなものがあります。

1:ヘアークラック

外壁に見られる細かいひび割れ、ヘアークラックは名前の通り髪の毛のように細いです。
主に塗膜の経年劣化が原因で、直ちに深刻な影響を及ぼすことは少ないですが、放置すると問題が拡大する可能性があります。

2:構造クラック

このタイプのクラックは、建物の構造上の問題や地震など外部からの力によって生じる可能性があります。
構造クラックは深刻な損傷の兆しであり、迅速な対応が必要です。

3:乾燥クラック

モルタルなどの外壁材の水分が蒸発して生じるひび割れです。
外壁材の適切な乾燥が不足すると発生しやすくなりますが、完全に乾燥すればそれ以上悪化することはありません。

4:縁切れクラック

外壁塗装の際に異なる時間に塗装された部分の間で生じるひび割れです。
塗装作業を分けることで起こることが多いため、一度に仕上げることで防げます。

□クラック幅に応じた最適な補修方法

クラックの補修はクラック幅に応じて異なります。

*幅0.3mm未満のクラック

幅0.3mm以下だとほとんど補修は必要ありませんが、見た目が気になる場合は補修しても良いでしょう。
この小さなクラックには、エポキシ樹脂を注入するシール工法が効果的です。

*幅0.3~1.0mm未満のクラック

0.3mm以上からは、なるべく早い補修が必要です。
放置しておくと、外壁の内部に雨水が侵入し、漏水する可能性があります。
やや幅広のクラックには樹脂注入工法が適しています。

*幅1.0mm以上のクラック

1.0mm以上になると、家の致命的な劣化につながる可能性があります。
補修せず放置すると、外壁からの漏水、鉄筋のサビ、爆裂現象のほか、シロアリの侵入、家の構造体の腐食などにつながる可能性があります。
幅が1.0mm以上のクラックは、カットシーリング充填工法で対処します。

□まとめ

外壁クラックは見た目の問題だけでなく、家の安全に直結する問題です。
クラックの種類と原因を理解し、適切な補修方法を選ぶことが重要です。
安全で快適な住環境を保つために、本記事を参考にしていただければ幸いです。

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