外壁塗装の計画を立てるにあたり、正確な面積の計算は非常に重要です。
誰もが手間をかけずに、正確で手軽な計算方法を知りたいという方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、一戸建て住宅の外壁塗装に必要な面積計算の方法について説明し、自宅の塗装計画に役立つ情報をご提供します。
□外壁塗装の面積を図面から計算する手軽で正確な方法
1:図面から面積を計算する
外壁塗装における最も一般的な面積計算方法は、建物の「平面図」と「立面図」を使用することです。
この方法では、1階と2階の平面図、そして家の外観を示す立面図を元に計算を行います。
「1階の外周×高さ」+「2階の外周×高さ」から塗装しない箇所の面積を差し引くことで、塗装面積を算出します。
ただし、図面と実際の家では、面積に差異が生じることもあるため、注意が必要です。
2:外壁から直接面積を計算する
より正確な面積を求める場合は、外壁を直接計測する方法が有効です。
この方法では、実際に家の外壁をメジャーやレーザー計測器で測定し、「外周×高さ」から塗装しない箇所の面積を差し引きます。
直接計測することで図面とのズレを防ぎ、より現実に即した面積を導き出せますが、時間やコストがかかるというデメリットがあります。
3:建物の床面積から塗装面の概算値を求める
最も簡単な方法は、家の延床面積を基に塗装面積の概算値を求めることです。
「延べ床面積×係数」の計算で、大まかな塗装面積を算出できますよ。
しかし、この方法は実際の壁面積とかけ離れている可能性があり、特に複雑な構造の建物では不正確になりやすいため、注意が必要となります。
□塗装費用と面積の関係と知っておくべきポイント
外壁塗装の費用計算においては、塗装面積と塗料の塗布量が重要な要素です。
1:同じ坪数でも塗装面積は異なる
同じ坪数の家でも、形状や窓の大きさ、ベランダの広さによって塗装面積は大きく異なります。
複雑な形状や大きな窓が多い家は、それに応じて塗装面積が増減するため、この点を考慮する必要があります。
2:塗布量によって費用が異なる
塗装面積と同じくらい重要なのが、塗料の塗布量です。
塗布量が多い塗料は、費用が割高になりますが、耐久性が高いため、長期的にはコスト削減に繋がることもあります。
3:計算方法に疑問がある場合は質問する
最後に、塗装面積や費用の計算方法に疑問がある場合、会社に質問することが大切です。
見積もりの段階でしっかりと確認し、不明点を解消することで、後々のトラブルを避けられるでしょう。
□まとめ
外壁塗装の計画を進める際、正確な面積計算は不可欠です。
図面から計算する方法、外壁を直接計測する方法、そして床面積から概算を求める方法と、それぞれの特徴と注意点を理解することが重要です。
また、塗装面積と塗料の塗布量が費用に与える影響を考慮し、見積もり段階での質問や確認を怠らないことで、適切な塗装計画を立てられますよ。
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