耐久性の高い外壁材といえば、どのような外壁材を思い浮かべますか。
コンクリートや樹脂系サイディングなど、耐久性の高い外壁材はいくつかありますが、今回は、「ALCパネル」についてご紹介します。
「ALCとは何か分からない」という方も多いかもしれませんので、ぜひこの記事を参考に、適切な外壁材を選択してください。
□ALCパネルとは?
ALCパネルとは、軽量気泡コンクリートのことを指します。
ALCは、「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の略称であり、これを日本語訳すると、「高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート」となります。
つまり、非常に軽いことが特徴的なコンクリートであるという認識を持っていただければ問題ございません。
ALCパネルの中でも、パネルの形状や厚さ、表面加工などの違いによって、いくつかの種類に枝分かれします。
それぞれに一長一短があるため、それぞれの特徴を調べたうえで、ご自身の理想に近づくための手段として最適解であるものを採用することが大切です。
□ALCパネルを利用するメリットとは?
ALCパネルを利用するメリットを3つご紹介します。
*軽さ
ALCパネルの最大の特徴であり、最大の魅力でもあるのが、「軽さ」です。
コンクリートでありながら、通常のコンクリートの4分の1程度の重さしかありません。
実は、外壁材にALCパネルを採用すると、工期が短くなり、コストを削減できるというメリットもあります。
それは、ALCパネルが非常に軽く、施工がしやすいからです。
*耐火性と防火性
ALCパネルには、耐火性と防火性が非常に優れているという大きな特徴があります。
また、耐火性に関しては、国土交通省により耐火構造の認定を取得するほど耐火性の高さが評価されています。
また、原料が無機質であるため、仮に火災が起きたとしても有毒ガスを発生しないという魅力も兼ね備えており、その高い機能性に注目が集まっています。
*断熱性
耐火性や防火性に加えて、断熱性の高さも非常に高く評価されています。
ALCパネルの内部は、たくさんの気泡によって構成されており、その気泡によって熱が伝わることを抑えてくれます。
そのため、年中通して快適な温度環境での生活に期待できるでしょう。
また、当社はALCパネルだけでなく、壁材や屋根材に合う塗料や工事内容などのご提案をしております。
各プランのメリットやデメリットに関しましても正直にご提案しておりますので、それらを踏まえたうえで、ご希望に合ったものを選んでいただけます。
□まとめ
今回は、「ALCパネルとは何か分からない」という方に向けて、ALCパネルの基礎知識や魅力についてご紹介しました。
ALCパネルとは、軽量気泡コンクリートのことであり、コンクリートならではの耐火性や断熱性を兼ね備えながら、軽量であるという魅力が詰まっています。
さいたま市・東松山市周辺で、ALCパネルの使用をご検討中の方は、ぜひお気軽に当社までお問い合わせください。