「外壁塗装の費用相場は塗料のグレードや、足場の種類によって異なります。」
上記の文章を見ると、足場の種類とは何か疑問に思いますよね。
外壁塗装にかかる費用を把握するためには、足場にかかる費用も具体的に計算しなければなりません。
本記事では足場にかかる費用を求める際に必要な外周の計算方法から、足場の種類まで足場の費用相場を考える際に必要な事項を網羅してお伝えします。
□足場面積の計算方法
外壁塗装や屋根塗装の費用内訳に、「足場設置・解体」と記載されていることがあります。
足場の設置や解体は工事に欠かせない重要な工程ですが、足場の面積や種類によって費用も変わります。
費用相場をきちんと把握するためにも、足場の計算方法を以下で確認しておきましょう。
*外周を方法
外周は建物の横の長さと縦の長さを足すことで求められますが、外周と足場はイコール関係で成り立ちません。
なぜなら、足場は外壁から60センチメートルほど離して設置するからです。
そのため、60センチメートル分も計算に含めることを忘れないようにしましょう。
*足場の外周から求める方法
足場の外周がすでにわかっている場合は、上記のステップを省いて高さを掛けましょう。
2階建ての平均的な高さは6メートルですが、屋根塗装まで行う場合はプラス1メートルほど余裕を持たせておきましょう。
□外壁塗装で使われる足場の種類3選
足場の種類によって費用も変動しますので、それぞれの特徴を知り、ご自身にあった足場の種類を選択しましょう。
1.クサビ足場
こちらはピケ足場とも言われ、最もよく使われている足場です。
パーツをはめ込んで設置するタイプのため、安定性も高く足場スペースも広いという特徴があります。
足場の空間に余裕がある場合は、無難にクサビ足場を選ぶと良いでしょう。
2.単管足場
こちらは、鉄パイプに似ている単管で作られた足場です。
古くから使用されており長い歴史を持つこちらの足場は、単価相場もリーズナブルで狭い場所にも設置できるという魅力を兼ね備えています。
ただ、足場に使用するのが単管のみのため、安全性を考慮すると避けた方が良いでしょう。
3.単管ブラケット足場
こちらは単管足場にブラケットという金具で、板を固定したタイプの足場です。
単管足場に比べると安全性も高く、狭い場所にも設置できる優れものです。
ただ、設置に手間がかかってしまうことを頭に入れておきましょう。
□まとめ
外壁塗装や屋根塗装の際に必要不可欠となる足場ですが、家の周りの環境によって設置できる足場の種類が異なります。
種類が異なれば足場にかかる費用も変動しますので、まずは自分の家の外周の面積を計算することが大切です。
外周を計算する際は、実際の家の外周よりも60センチメートル余裕を持たせることを忘れないでくださいね。
さいたま市・東松山市周辺で外壁塗装をお考えの方はお気軽にご相談ください。