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ひび割れに強い!弾性塗料の特徴と塗り方について

 2023年9月7日

たまにポストに投函されている外壁塗装を進めるチラシや、新築の頃よりも徐々に劣化してきた外壁を目にすると外壁のメンテナンスを考えるようになりますよね。
外壁塗装はこだわりが詰まった自宅で長く安全に暮らすためにも、必要なメンテナンスです。
本記事では、外壁塗装の際に使う塗料の1種である弾性塗料の特徴について解説します。
塗料選びの際は費用や耐用年数ばかりに目が行きがちですが、意外と重要な項目である「塗り方」についてもご紹介しますのでぜひお読みください。

□弾性塗料の特徴とは?

ひび割れに強いと噂の弾性塗料ですが、ひび割れが強いという特徴以外にも弾性塗料を使用するのであれば知っておきたい特徴があります。

*ひびに追随して表面化を防ぐ

弾性塗料は他の塗料とは違い、塗料の原料である樹脂に可塑剤と呼ばれる添加剤が含まれているので高い伸縮性を誇ります。
この伸縮性によって、深いひび割れが生じた場合でもひびに追随して表面化を防ぐことが可能です。

*下塗り材はシーラーかフィラーを使用

シーラーかフィラー、どちらを使用するかは下地の傷み具合によって判断します。

・シーラー

シーラーとは、外壁の表面に塗料を吸い込ませて固めることで、上塗り材との密着を良くするという役割を果たします。
塗膜に吸い込まれるという特徴を持つシーラーは塗膜に厚みがでないため、傷みの大きい下地には適しません。

・フィラー

下地の損傷が大きい場合はシーラーの塗膜の厚さではカバーできませんので、シーラーよりも厚みが出せるフィラーを使用しましょう。
上塗り材との密着度の高さではシーラーに劣るものの、損傷が大きな下地でも塗膜の厚みにより綺麗な仕上がりが期待できます。

□弾性塗料の塗り方3選

弾性塗料を選ぶ際は、メーカーや耐用年数などチェックするポイントがいくつかありますが、費用や耐用年数は工法によっても変わるのでここでチェックしておきましょう。

1.単層弾性工法
こちらは下地をシーラーで塗装したあと、単層弾性工法用の塗料を2回塗ってシーラーの特徴である「厚みが出ない」点をカバーする工法です。

2.複層弾性工法
こちらは中塗りの段階で高弾性塗料を2回、上塗りで仕上げの塗料を2回とシーラー塗装後に計4回の塗装を行う工法です。
手間がかかる分、耐用年数は10年から20年と非常に長くなります。

3.微弾性工法
こちらは微弾性フィラーを塗装した後に、上塗り塗料を2回塗る工法です。
単層弾性工法より耐用年数は長いですが、複層弾性工法よりは短くなってしまいます。

□まとめ

自分の家の外壁の塗装方法に関して、プロに相談して決めるのが最も良いですが、事前にどのような塗料がありどの塗料での塗装を考えているのか決めておくと、外壁塗装もスムーズに進むでしょう。
本記事でご紹介した弾性塗料は、高い伸縮性が特徴の塗料です。
塗り方によって費用や耐用年数も変わってくるので、さいたま市・東松山市周辺で外壁塗装の塗料選びでお悩みの方はぜひ当社にお気軽にご相談ください。

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