外壁塗装でどんな塗料にするのか多くの選択肢があります。
しかし、その中でも特に注目すべきは「無機塗料」です。
耐用年数を長くしたい、ランニングコストを抑えたい、そして外壁の美観を長期間維持したいというニーズに応えるこの塗料は、多くのメリットを持っています。
この記事では、無機塗料の特性と、その選び方やトラブルを避けるためのポイントについて解説します。
□無機塗料のメリットとは?
無機塗料を選択するメリットは以下に3つあります。
*高い耐久性
無機塗料の最大のメリットは、その耐久性にあります。
他の塗料と比較しても無機塗料は長い期間、美観を保てます。
具体的なデータとしては、フッ素塗料の光沢率が20パーセント未満であるのに対し、無機塗料は70パーセント以上を維持しているという研究結果があります。
このデータは、無機塗料の耐久性がいかに高いかを示しています。
さらに、耐久性が高いということは、塗り替えの頻度が減るため、長期的に見ても経済的に優れています。
*燃えにくい性質
次に、無機塗料は燃えにくい性質を持っています。
この特性は、その成分に鉱物が含まれているためです。
有機樹脂塗料と比べても、無機塗料は燃えにくいとされています。
これは、特に火災のリスクを考慮する場合、非常に重要なポイントとなります。
安全性を高めるためにも、無機塗料は優れた選択肢と言えるでしょう。
*汚れに強い
最後に、無機塗料は汚れに対する強さもあります。
親水性のある塗料が多く、水となじみやすいため、汚れが落ちやすいのです。
さらに、静電気を防止する性質もあり、ほこりやちりがつきにくいため、外壁の美観を長期間維持できます。
このように、無機塗料は多角的に外壁を保護し、美観を維持する力があります。
□無機塗料の選び方とトラブル回避のポイント
1.塗装回数を減らしたい
無機塗料は、耐候性が高く耐用年数が長いです。
そのため、一回の塗装で20年以上も持つと言われています。
頻繁に塗装を行いたくない、ランニングコストを抑えたいという方には最適な選択です。
2.美観を保ちたい人へ
無機塗料は親水性が高く、雨水が外壁の汚れを流しやすいです。
塗膜自体も固く、汚れがつきにくいため、長期間にわたって外壁の美観を維持できます。
この美観の維持は、家の価値を高めるだけでなく、住む人の心地よさにも寄与します。
□まとめ
無機塗料は、耐久性、燃えにくさ、汚れに強いという三つの大きなメリットがあります。
特に、塗装回数を減らしたい、美観を長期間保ちたいという方には、無機塗料は強力な味方となるでしょう。
しかし、その選び方やトラブル回避のポイントも理解して、最適な塗料を選ぶことが大切です。
さいたま市・東松山市周辺で外壁塗装をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。